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監査請求の回答に、開いた口がふさがらない

更新日:5月30日



 22日の夕方、監査結果が送られてきました。予想通り、医療センターの土地の売買契約は違法でも不当でもないので、請求を棄却する(一部は監査の対象にもならないとして却下)、というものでした。


 判断材料は全て市の主張をなぞったもの。市がああ言っている、こう言っている(だから問題ない)とした挙げ句、こちらが提起していない市長の裁量権を持ち出して市長を擁護。一方こちらが提起した問題点や資料は無視して答えず。監査委員たちがデータを元に考えることはなかったようです。


 監査委員は市長が任命するので、どこの自治体でも市長寄りの判断が出ることが多いとは聞いていましたが、今回は本当にひどい。住民監査請求の文書は色々見ていますが、これほど露骨な市長擁護は見たことがありません。

  *詳しい解説は こちら をお読みください。



市民より市(長)が大事

 さらにもう一つ重大な問題が。

 監査委員事務局は、請求人に回答が届く前に議会(とおそらく市の上級職員)に回答書を通知。ホームページでも開示しました。これには請求代表者が猛抗議。監査委員事務局長は2日後になってやっと口頭で謝罪しました。


 監査委員も職員も市民を何だと思っているのか。190人の監査請求人、1.5万近い署名をつけても、そんなものより大事なのは市(長)のご意向。それが露呈した事件でした。


 ただ署名と一緒に市長に出している「メディカルタウン構想の見直しを求める請願書」への回答はまだ来ていません。期限は6/17です。6月議会では複数の議員がこの問題について質問してくださるそうです。市(長)が1.5万人の民意にどう答えるのか注視しましょう。


 5/31(金)13~15時、勤労市民センター レクリエーションルームで署名活動の報告と意見交換会をします。今後の戦略を話し合いましょう。ぜひご参加ください!

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