治水への住民参加は「流域治水」はもとより、その前身である「総合治水」の時代から大事な要素です。ところが実際にそれを実現するのは、市民、行政双方にとって大きな負担。ですから全国的に見ても実践例は決して多くありません。
そんな中で、何十年も継続的に市や県と交渉を続け、実質的に市民主導で官民協働の治水を作り上げてきたのが市川市です。市川の市民はどのようにそれを成し遂げたのか、彼らは行政と一緒につくってきた治水とはどのようなものなのか。市川の「流域治水」の歴史と今をたっぷりとお話し頂くセミナーを企画しました。
お話下さるのは市川の「流域治水」の立役者である佐野郷美さんと鳥居雪子さん。お二人ともメディカルタウン構想に怒り、船橋のことを我が事のように心配して下っています。そして「私たちの経験を船橋の皆さんに伝えたい」「(行政との交渉は大変だけれど)市川にできて船橋にできないはずがない」「あきらめてはいけない」という思いを伝えたいと、講演を引き受けてくださいました。
みなさん、ぜひお出で下さい!